組織とプロジェクトの概要
最終更新日: 2026-10-05
Lorel.ai におけるリソースやユーザー管理の基本単位である「組織」と「プロジェクト」の構造と、それぞれの役割について説明します。
概要
Lorel.ai では、「組織」と「プロジェクト」という2階層でリソースやユーザーを管理します。
- 組織(Organization): 会社・企業・部門単位のまとまりです(1人のユーザーが複数の組織に同時に所属できます)
- プロジェクト A: システム環境やサービス単位のまとまりです
- プロジェクト B
- プロジェクト C
ユーザーはまず組織に所属することで、その組織配下のプロジェクトに参加できるようになります。
組織に所属していないユーザーは、その組織配下のプロジェクトに参加することはできません。
- 複数組織への所属(Multi-Org): 1人のユーザーは複数の組織に同時に所属できます。組織とユーザーの組み合わせは一意であり、同一組織内に同じユーザーが重複して所属することはできません。
- 複数プロジェクトの作成・管理: 1つの組織配下に複数のプロジェクトを作成でき、システム環境やサービス単位に分けて管理できます。作成可能なプロジェクトの上限数はご契約プランに準拠します(プランのダウングレード時の上限チェックについては契約プランを変更するを参照してください)。
- 独立したロール体系: 組織のロールとプロジェクトの操作権限(ロール)は独立しています。プロジェクト内での操作には、組織のロールとは別にプロジェクトのロールが必要です。詳細はロールと権限をご参照ください。
組織(Organization)
組織は、契約・請求情報、全ユーザーとプロジェクトを統括・管理する最上位の階層です。
基本情報
- 組織名: Lorel.ai上での表示名です。1〜255文字で指定します(空白のみの名称は不可、作成後も変更可能)。
- 組織ID: 組織の作成時に自動付与される一意の識別子です(変更不可)。付与された組織IDは[Organization Settings]画面で確認できます。
管理
- 組織の作成: 認証済みのユーザーであれば誰でも新規組織を作成できます。既存組織への所属や組織ロールの事前保有は不要です(作成したユーザーには自動的にオーナーロールが付与されます)。
- 組織名の変更: 組織名の変更は、組織の「オーナー」または「マネージャー」ロールを持つユーザーのみ実行できます。
- 参加組織の確認・切り替え: サイドバーには、現在参加中の組織が一覧表示されます。操作対象の組織を選択することで、利用する組織を切り替えることができます。削除が完了した組織は一覧に表示されません。ご契約開始前の組織は「契約開始待ち」として別枠に表示されます。解約手続き中(データエクスポート期間中)の組織は、期間が終了するまで引き続き一覧に表示されます。契約状況の確認方法については、ご請求・お支払いをご確認ください。
組織の削除(解約)
ユーザーが画面上から組織自体を削除することはできません。解約をご希望の場合は、ご請求・お支払いの手続きをご確認ください。
プロジェクト(Project)
プロジェクトは、Integration、Runbooks、AI Agents、トリガールールの設定など実際の運用・インシデントを管理する階層です。
基本情報
- プロジェクト名: Lorel.ai上での表示名です。1〜255文字で指定します(空白のみの名称は不可、作成後も変更可能)。
- プロジェクトID: プロジェクトの作成時に自動で付与される一意の識別子です(ユーザーによる変更は不可)。付与されたプロジェクトIDは[Project Settings]画面で確認できます。
- タイプ(参加方式): ユーザーがプロジェクトに参加する際の手続きを決める設定です。既定値は招待制で、作成後も変更可能です。
| タイプ | 説明 | 参加フロー |
|---|---|---|
| 招待制 | プロジェクトの管理者が招待したユーザーのみが参加できます。 | 管理者からの招待 |
| 参加申請可 | 組織のユーザー(ゲストを除く)が自由に参加申請を送ることができます。 | ユーザーの申請 → 管理者の承認 |
保留中の参加申請の一覧確認および承認操作は、当該プロジェクトの管理者ロールを持つユーザーのみが行えます。
管理
- プロジェクト作成・追加: 組織の「オーナー」または「マネージャー」ロールを持つユーザーのみ作成できます(作成者は自動的に当該プロジェクトの管理者として追加されます)。
- プロジェクトの編集: プロジェクト名やタイプの変更は、組織の「オーナー」または「マネージャー」ロールを持つユーザーのみ実行できます(対象プロジェクトのユーザーでなくても実行できます)。プロジェクトの管理者ロール単体では、プロジェクト自体の編集・削除は行えません。
- 参加プロジェクトの確認・切り替え: サイドバーには、現在参加中の有効なプロジェクトが一覧表示され、選択して作業対象を切り替えることができます。
- 全プロジェクト一覧の確認(Organization Settings > Projects): 組織の「オーナー」または「マネージャー」ロールを持つユーザーは、削除されてから完全削除されるまでの猶予期間(現在は 3 日)にあるプロジェクトも含めた、組織内の全プロジェクトを一覧で確認できます。自身が未加入のプロジェクトはロール欄に「未加入」と表示されます。組織のオーナー/マネージャーは、未加入のプロジェクトについても、プロジェクト名・タイプの変更や削除を行えます(メンバーの管理は、当該プロジェクトの管理者が行います)。ただし、プロジェクト内部の Incidents や Runbooks 等の機能・リソースへのアクセスには当該プロジェクトへの参加が必要です。削除されたプロジェクトはグレーアウト表示され、操作できません。猶予期間を過ぎると一覧からも表示されなくなります。
プロジェクトの削除(制限事項)
- 削除の権限: プロジェクトの削除は、組織の「オーナー」または「マネージャー」ロールを持つユーザーのみ実行できます。
- 削除後の動作・注意点: 一度削除したプロジェクトを復元することはできません。削除されたプロジェクトは設定の変更や新規の運用操作を行えなくなります。削除から一定の猶予期間(現在は 3 日)を経て、プロジェクトに属するデータ(インシデント・タスク・Runbook・AI エージェント・受信データなど)はシステムにより完全に削除されます。監査ログは、プロジェクトの削除では削除されず、定められた保存期間に従います。
できること一覧
組織およびプロジェクトで実行可能な主な操作と、必要なロールの一覧です。
| 対象 | 操作 | 説明 | 必要なロール |
|---|---|---|---|
| 組織 | 組織の作成 | 新しい組織を作成します(作成者がオーナーとして自動的に追加されます) | 認証済ユーザー全員 |
| 組織 | 組織名の変更 | 組織の表示名を変更します | 組織オーナー / マネージャー |
| 組織 | 参加組織一覧の確認 | 参加中の組織一覧を確認し、操作対象の組織を選択・切り替えます | 全ユーザー |
| プロジェクト | プロジェクトの作成・追加 | 組織内に新しいプロジェクトを作成します(作成者が管理者として自動的に追加されます) | 組織オーナー / マネージャー |
| プロジェクト | プロジェクトの編集 | プロジェクト名やタイプ(参加方式)等の設定を変更します | 組織オーナー / マネージャー |
| プロジェクト | プロジェクトの削除 | プロジェクトを削除します(復元不可) | 組織オーナー / マネージャー |
| プロジェクト | 参加プロジェクト一覧の確認 | サイドバーで参加中のプロジェクト一覧を確認し、操作対象を選択・切り替えます | プロジェクト参加ユーザー |
| プロジェクト | プロジェクト詳細・リソースの閲覧 | 参加中プロジェクトのダッシュボードや各種機能の詳細を閲覧します | プロジェクト参加ユーザー |
| プロジェクト | 全プロジェクト一覧の確認 | [Organization Settings]で組織内の全プロジェクト(未加入・削除済み含む)を一覧で確認します | 組織オーナー / マネージャー |
※ 各操作に必要なロールの詳細は、ロールと権限をご参照ください。