初期セットアップ

最終更新日: 2026-10-28

Lorel.ai を使い始めるために最初に行う初期セットアップの手順を、ユーザーアカウントの作成から順に説明します。

AWS Marketplace 経由でご契約の場合

AWS Marketplace で購入した場合は、購入後に AWS Marketplace から Lorel.ai の画面に進み、組織を登録します。このページの「2. 組織を作成する」と「3. 契約を開始する」は行いません。Lorel.ai のユーザーアカウントをお持ちでない場合は、その画面から新規登録します。「4. 最初のプロジェクトを作成する」以降は、このページと同じです。詳しくは、AWS Marketplace 経由でご契約の場合を参照してください。

概要

Lorel.ai では、契約やメンバーを管理する単位を「組織(Organization)」、実際の運用対象や設定を管理する単位を「プロジェクト(Project)」と呼びます。まず組織を作成し、その中に運用対象ごとのプロジェクトを作成して利用します。詳細は組織とプロジェクトの概要を参照してください。

初期セットアップの流れ

次の順に初期セットアップを行います。

  1. ユーザーアカウントを作成する
  2. 組織を作成する
  3. 契約を開始する
  4. 最初のプロジェクトを作成する
  5. 組織にメンバーを招待する
  6. プロジェクトにメンバーを追加する

1. ユーザーアカウントを作成する

Lorel.ai にアクセスするためのユーザーアカウントを作成します。

  1. ブラウザで https://lorel.ai/login を開きます。
  2. ログインボタンの下に表示されている「アカウントをお持ちでない方」をクリックし、サインアップ画面へ進みます。
  3. 登録するメールアドレスとパスワード(15文字以上)を入力します。
  4. 「登録する」をクリックします。
  5. 登録したメールアドレスに noreply@lorel.ai から届いた6桁の確認コードを、「確認コード」欄に入力します。
    • 確認コードの有効期限は30分です。
    • コードが届かない場合は、「コードを再送する」をクリックします。
  6. 「確認」をクリックします。

確認が完了すると、自動的にログインされ、初期セットアップ画面(「組織を作成する」ボタンのある画面)が表示されます。以降、この画面を「初期セットアップ画面」と呼びます。続けて手順2に進みます。

パスワードの要件や二要素認証などの詳細は、ユーザー認証を参照してください。確認コードのメールが届かない場合は、Lorel.aiからのメールが届きませんを参照してください。

2. 組織を作成する

AWS Marketplace 経由でご契約の場合

AWS Marketplace で購入した場合は、ここで「組織を作成する」を選ばないでください。組織の登録は、AWS Marketplace から入り直して行います。契約 AWS アカウント(購入に使った AWS アカウント)で AWS Marketplace にログインし、Lorel.ai の製品ページで「Set up your account」を選ぶと、組織を登録する画面が開きます。詳しくは、AWS Marketplace 経由でご契約の場合の「登録が進まないとき」を参照してください。

メンバーやプロジェクトを統括・管理するための組織(Organization)を作成します。

  1. 初期セットアップ画面の「組織を作成する」をクリックします。
  2. 「法人で」を選択します。
    • 個人で利用する場合は、「個人で」を選択し、表示される「セールスチームに問い合わせる」から問い合わせます。
  3. 「会社名」(登記上の正式名称)と「会社URL」(http:// または https:// から始まる URL)を入力し、「次へ」をクリックします。
  4. 「はじめる前に」画面で、次の順に操作します。
    1. 「利用規約」と「個人情報の取り扱い」を、それぞれ最後までスクロールして読みます。最後まで読むと、チェックボックスを選択できるようになります。
    2. それぞれのチェックボックスにチェックを入れます。
    3. 「同意する」をクリックします。
  5. 「組織名を設定する」画面で、Lorel.ai 上に表示される組織名を入力し、「次へ」をクリックします。会社名が初期値として入力されています。
    • 組織名は、あとから変更できます。

組織情報の入力が完了すると、契約手続きの画面へ進みます。

組織は、次の手順「3. 契約を開始する」の中で、クレジットカードの場合は「カードで申し込む」を、銀行振込の場合は「この内容で申請する」をクリックした時点で作成されます。それより前に画面を閉じた場合、組織は作成されません。作成後も、契約を開始するまでは組織を利用できません。

3. 契約を開始する

契約種別、プラン、支払方法を選択し、契約内容を確認して契約を開始します。契約の開始は、組織のオーナーまたは経理ロールのユーザーが行います。

契約内容を選択する

契約手続きの画面で、次の順に操作します。

  1. 契約種別を選択します(月契約または年契約)。年契約は Standard プランのみ選択できます。
  2. プランを選択します(Starter または Standard)。Enterprise プランは、この画面には表示されません。個別契約については、お問い合わせ窓口について教えてくださいを参照してください。
  3. 支払方法を選択します(クレジットカードまたは銀行振込)。銀行振込は審査が必要です。
  4. 支払方法を選ぶと表示される「プランと支払方法の内容を確認しました」にチェックを入れます。チェックを入れるまで、次のボタンはクリックできません。
  5. クレジットカードの場合は「カードで申し込む」を、銀行振込の場合は「銀行振込で申し込む」をクリックします。

プランや料金の詳細は、プラン・料金を参照してください。

クレジットカードで契約する

クレジットカードを選択した場合は、審査なしで、すぐに利用を開始できます。

  1. 表示されるカード情報の入力欄に、カード番号、有効期限(月/年)、セキュリティコードなどを入力します。
  2. 「カードを登録して次へ」をクリックします。
  3. 契約内容の確認画面で、組織名、プラン、契約期間、次回更新日などを確認します。
  4. 「契約を開始する」をクリックします。

「契約を開始する」をクリックすると、その時点から課金が始まります。月契約の場合、月額基本料金は日割りされず、月の途中で開始したときも、開始月は1か月分の満額がかかります。年契約の場合も、請求は毎月です。

銀行振込で契約する

銀行振込(請求書払い)は審査が必要です。現在は、日本国内の法人のお客様が対象です。

  1. 次の項目を入力します。
    • 請求書の宛名(会社名)
    • 請求書、請求関連メールの送付先(ログインアカウントのメールアドレスが初期値として入力されます)
    • 郵便番号、都道府県、市区町村、番地、建物名・部屋番号(建物名・部屋番号は任意)
  2. 送付先をログインアカウントとは別のメールアドレスにした場合は、次の操作を行います。確認が完了するまで、「入力内容を確認する」はクリックできません。
    1. 入力欄の下の「認証コードを送信」をクリックします。
    2. そのアドレスに届いた6桁の認証コードを入力します。
    3. 「認証コードを確認」をクリックします。
  3. 「入力内容を確認する」をクリックします。
  4. 「入力内容の確認」画面で内容を確認し、「この内容で申請する」をクリックします。
  5. 「お申し込みありがとうございます」画面が表示されたら、審査の結果を待ちます。審査は通常2営業日程度で完了します。結果は、組織のオーナーと経理ロールのメンバー、および請求書の送付先メールアドレスに通知されます。
  6. 審査が承認されたら、ログインします。すでにログインしている場合は、そのままで構いません。
  7. 初期セットアップ画面の「開始待ちの組織」で、対象の組織(「契約開始可能」)を選びます。
  8. 契約内容を確認します。
  9. 「契約を開始する」をクリックします。

審査の間は、次の点に注意してください。

  • 審査待ちの間は、クレジットカードでは契約を開始できません。カード払いに変更する場合は、「申請を取り消す」をクリックし、確認画面でもう一度「申請を取り消す」をクリックして、申請を取り消します。取り消すと、作成済みの組織も削除され、入力した内容も消去されます。最初の「会社について教えてください」画面からやり直します。
  • 審査で承認されなかった場合は、「お申し込みをお受けできませんでした」画面の「改めてお申し込みになる」から、支払方法を選び直せます。
  • 契約は、「契約を開始する」をクリックした時点で開始します。審査の期間中に料金が発生することはありません。

契約開始時に利用規約の同意画面が表示された場合

クレジットカード、銀行振込のどちらの場合も、「契約を開始する」をクリックすると、最新の利用規約と個人情報の取り扱いへの同意状況が確認されます。同意が記録されていない場合や、規約が更新されている場合は、同意画面が表示されます。内容を確認して「同意する」をクリックし、続けて「契約を開始する」をクリックしてください。

同意を記録できるのは、組織のオーナーのみです。オーナー1名が同意すれば、組織全体に適用されます。経理ロールのユーザーが契約を開始する場合は、同意の記録をオーナーに依頼してください。

契約開始後の請求や支払い方法の管理は、契約状況・請求先・お支払い方法の管理を参照してください。

4. 最初のプロジェクトを作成する

契約の開始後、実際の運用を行うための最初のプロジェクトを作成します。

  1. 「最初のプロジェクトを作りましょう」画面の「プロジェクト名」欄に、管理するシステムや環境が識別できる名前を入力します。
  2. 「参加方法」を選択します。
    • 「招待制」(初期値)は、管理者が招待したメンバーだけが参加できます。
    • 「参加リクエスト可」は、組織内のメンバーが参加を申請でき、管理者が承認します。作成後の画面(組織設定など)では、「参加申請可」と表示されます。
  3. 「プロジェクトを作成」をクリックします。
  4. 「セットアップを完了する」画面で、次に設定する項目を確認します。「データソース」「検知ルール」「複合ルール」(任意)「インシデントポリシー」の順に表示されます。「データソース」は、後述の「次のステップ」の Integration にある Sources にあたります。
  5. 「アプリを開始する」をクリックします。作成したプロジェクトの画面が表示されます。

組織設定から追加する(2つ目以降のプロジェクト)

初期セットアップのあとにプロジェクトを追加する場合は、組織設定から作成します。「Settings」は、プロジェクトを開いているときにだけ、サイドバー下部に表示されます。プロジェクトを作成できるのは、組織のオーナーまたはマネージャーです。Starter プランで作成できるプロジェクトは1件までです。Standard プランと Enterprise プランは無制限です。

  1. 画面左のサイドバー下部の「Settings」から「Organization Settings」をクリックします。
  2. サイドバーの「Projects」(画面上のタブでは「プロジェクト」)をクリックし、画面右上の「プロジェクトを追加」をクリックします。
  3. プロジェクト名と種別(招待制 / 参加申請可)を設定し、「作成」をクリックします。プロジェクトの一覧に、作成したプロジェクトが追加されます。

5. 組織にメンバーを招待する

組織の作成が完了したら、ともに運用を行うチームメンバーを組織に招待します。招待できるのは、組織のオーナーまたはマネージャーです。マネージャーが付与できるロールは、マネージャー、メンバー、ゲストです。

プロジェクトにユーザーを追加するには、あらかじめそのユーザーが組織に参加している必要があります。Starter プランで参加できるユーザーは最大3名で、招待中(未応答)のユーザーも人数に含まれます。Standard プランと Enterprise プランは無制限です。

  1. 画面左のサイドバー下部の「Settings」から「Organization Settings」をクリックします。
  2. サイドバーの「Members」(画面上のタブでは「メンバー」)をクリックします。
  3. 画面右上の「メンバーを招待」をクリックします。
  4. 招待するユーザーのメールアドレスを入力します。
  5. 組織内でのロールを選択します。各ロールの権限は、ロールと権限の「組織ロールと権限モデル」を参照してください。
  6. 「招待を送信」をクリックします。招待メールが送信されます。

招待されたユーザーは、次の操作で組織に参加します。

  1. noreply@lorel.ai から届いた招待メール(有効期限は7日間)のリンクを開きます。
  2. ログインしていない場合は、招待先のメールアドレスが登録済みなら「ログインして参加する」、未登録なら「新規登録して参加する」が表示されます。新規登録の場合は、確認コードの入力が必要です。
  3. ログインしたあと、招待画面で「参加する」をクリックします。

別のメールアドレスでログインしている場合は、いったんログアウトし、招待されたメールアドレスのアカウントでログインしてください。招待されたユーザーがすでにアカウントを持っている場合や、別の組織に参加している場合でも、招待された組織に参加するには、招待メールのリンクから参加手続きを行う必要があります。Lorel.ai にログインしただけでは、自動的に追加されません。

6. プロジェクトにメンバーを追加する

組織に参加しているユーザーをプロジェクトに追加し、プロジェクトでのロールを設定します。追加できるのは、プロジェクトの管理者です。

  1. 画面左のサイドバー下部の「Settings」から「Project Settings」をクリックします。
  2. プロジェクト設定画面の右上にある「メンバーを追加」をクリックします。「メンバーを招待」という見出しのフォームが表示されます。
  3. 「追加するメンバー」で、組織に参加しているユーザーを選択します。
  4. プロジェクトでのロールを選択します。
  5. 「追加する」をクリックします。プロジェクトのメンバー一覧に、選択したユーザーが追加されます。

組織への招待とは異なり、招待メールや参加の手続きはありません。追加されたメンバーは、すぐにプロジェクトに参加します。

プロジェクトロール

プロジェクトのロールと、主な操作範囲は次のとおりです。上位のロールは、下位のロールの操作をすべて行えます。

ロール主な操作範囲
管理者メンバーの追加・削除・ロール変更、参加申請の承認、Access の手動承認
編集者Integration、Rules、インシデントポリシー、Runbooks、AI Agents の作成・編集・削除、Incidents の編集・削除、Tasks の作成・編集・削除
ワーカーIncidents・Tasks の対応(ステータス変更・コメント)、Runbooks の手動実行(クラウド操作を含む Runbook は、Runbook ごとの「WORKER の実行を許可」が有効な場合のみ)
閲覧者Incidents・Tasks、Observability、各種設定の閲覧

各ロールの詳しい権限は、ロールと権限の「プロジェクトロールと権限モデル」を参照してください。

次のステップ

初期セットアップは以上で完了です。続いて、監視ツールやクラウド環境との連携と、自動化の設定を行います。

  1. Integration を設定する
    • 監視ツールやクラウドサービスとの連携を設定します。Datadog や Amazon CloudWatch などからのイベントやメトリクスの取り込み(Sources)と、クラウド環境への接続(Access)を構成します。
  2. Observability で受信データを確認する
    • Observability の Metrics で、収集したメトリクスの状態や推移を確認します。
  3. Rules とインシデントポリシーを設定する
    • 取り込んだイベントからインシデントを自動生成する条件と、初動対応として実行する AI エージェントまたは Runbook を設定します。詳細はRules の概要を参照してください。
  4. Runbooks を作成する
    • 障害復旧や定常運用を自動化する運用手順を定義します。必要に応じて AI エージェントや Access と連携し、運用の自動化を拡張できます。AI エージェントの詳細は、AI Agents の概要を参照してください。

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