プラン・料金

最終更新日: 2026-10-28

Lorel.ai の料金体系、各プラン(Starter / Standard / Enterprise)の利用条件、利用上限、従量課金、データ保存ポリシー、およびプラン変更時の動作について説明します。

AWS Marketplace 経由でご契約の場合

本ページは、直接ご契約の場合のプランと料金を説明しています。AWS Marketplace で契約できるのは Standard プランの月額契約のみで、料金はAWS Marketplace の製品ページに記載の料金に従います。初回無料クレジットの仕組みも異なります。詳しくは、AWS Marketplace 経由でご契約の場合を参照してください。

概要

Lorel.ai は、組織単位で契約いただく運用自動化プラットフォームです。利用規模や運用体制に応じて、Starter、Standard、Enterprise の3つのプランを提供しています。

各プランには、月額基本料金、利用上限、データ保存期間が設定されています。利用量が無料枠を超えた場合は、プランごとに定められたルールに従って従量課金が発生します。

※現在のご契約プランの確認、プランの変更手続き、および請求履歴・お支払い方法の管理についての詳細は、Organization Settings から Billing(請求・プラン)を参照してください。

1. 各プランの比較

各プランの基本料金、利用上限、およびデータ保存ポリシーは以下のとおりです。本ページの金額はすべて税抜で、別途消費税(10%)が加算されます。

項目StarterStandardEnterprise
対象利用規模個人・小規模チーム・検証用途中規模チーム・本格運用向け標準プラン大規模チーム運用・個別要件向け
基本料金(月額)30,000円200,000円個別見積もり
契約サイクル月額契約のみ月額契約 / 年額契約個別契約
年額契約割引なし25%割引(月額換算150,000円、年間総額1,800,000円)※請求は毎月実施個別契約
ご利用開始方法オンライン申し込みオンライン申し込みお問い合わせ窓口・個別相談経由
参加ユーザー数最大3名無制限無制限
プロジェクト数最大1件無制限無制限
Sources 数組織全体で最大10件無制限無制限
AI エージェント実行回数月10回まで(追加購入不可)無制限(従量課金)無制限(従量課金)
データ保存無料枠2GB10GB個別設定
データ保存期間7日間固定既定30日間(最大365日まで変更可)既定30日間(上限なく変更可)
検知イベントログ保存期間7日間固定365日間(短縮のみ可)上限なく変更可
AI / Runbook 実行ログ保存期間90日間固定90日間固定90日間固定
初回無料クレジット40,000円分(有効期限なし)350,000円分(有効期限なし)個別設定

※アプリ内では、Sources が「データソース」と表示される場合があります(例:上限に達すると「データソース数がプランの上限に達しました。プランをアップグレードしてください」と表示されます)。

2. 従量課金

基本料金に含まれる無料枠を超えて利用した場合、以下の従量課金単価が適用されます。従量課金の単価は Starter・Standard で共通です(Enterprise は個別契約の内容に従います)。

課金対象従量課金単価無料枠の有無課金単位・備考
AI エージェントの実行200円 / 回なし(※)1回の実行を1回としてカウントします。※Starter プランは月10回上限で追加実行できません。Standard / Enterprise プランは利用回数分が従量課金対象となります。
データの保存200円 / GBあり(Starter: 2GB、Standard: 10GB)無料枠を超過した分に対して、当月の平均データ保存量(GB)に基づき課金対象量を算出します。
データの取り込み0.01円 / 件なし100万件あたり10,000円に相当します。取り込まれたすべてのデータが課金対象となります。

※この表の「無料枠の有無」は従量課金の対象になるかどうかの軸であり、Starter プランの「月10回まで無料」は基本料金に含まれるプラン上限(上記「1. プラン比較」参照)であって、この従量課金の無料枠とは別の仕組みです。Starter プランはこの月10回の上限に達すると従量課金による追加実行そのものができないため、従量課金上の無料枠は「なし」となります。

AI エージェント実行

  • AI エージェントの分析が完了した時点(承認待ちで停止した場合や、分析後の処理が見送られた場合を含む)で1回としてカウントされます。エラーで失敗した実行は課金されませんが、Starter の月間上限(10回)には数えられる場合があります。
  • テスト実行(dry-run)は課金対象外ですが、本番実行とは別に月間のテスト実行回数上限(Starter: 5回 / Standard: 50回 / Enterprise: 無制限)が適用されます。なお、本番実行についても、Starter プランは月間実行回数の上限(月10回、上記「2. 従量課金」の表を参照)に達すると新規実行はできません。
  • Standard プランおよび Enterprise プランでは、実行回数に上限はなく、利用回数に応じて課金されます。

データ保存

  • Starter プランは2GBまで無料です。
  • Standard プランは10GBまで無料です。
  • 無料枠を超えた利用分は、当月の平均保存量(GB)をもとに課金対象が算出されます。

データ保存料金の計算方法

  • データ保存料金は、当月中の保存データ量の平均値を基に計算されます。
  • データ保存量は毎日1回記録されます。
  • 課金対象量は、当月の日次保存量の合計を当月の暦日数で割った平均値(月の途中で開始・終了した場合は在籍日数に応じて按分され、計測できなかった日は前日の値で補われます)から、プランごとの無料枠を差し引いて算出されます。
  • データ保存量は1Byte単位で計測され(1GB = 1,073,741,824バイト)、GB換算時に発生する小数点以下の端数も切り上げずに計算されます。
  • 最終的な請求額は、算出された金額の1円未満を四捨五入して確定されます。
  • 月末時点で一時的にデータ量が増加した場合でも、月間平均保存量に基づいて計算されます。

課金計算例(Standard プラン、無料枠10GBの場合)

  • 1日〜15日: 5GB保存
  • 16日〜31日: 15GB保存
  • 月間平均保存量: (5GB × 15日 + 15GB × 16日) ÷ 31日 = 約10.16GB
  • 課金対象量: 10.16GB - 10GB = 0.16GB

この場合、0.16GB分が従量課金の対象となります。

データ取り込み

  • データ容量にかかわらず、プラットフォームが受信したイベントまたはデータポイントを1件としてカウントします。
  • 課金単位は1件です。
  • 請求額は、当月の取り込み件数に対して1件あたり0.01円を乗じて算出されます(100万件あたり10,000円に相当)。
  • 取り込み後に検知ルールの条件に一致せず破棄された場合でも、取り込み時点で課金対象となります。

Webhook 経由の取り込み

  • 1回の Webhook リクエストを1件としてカウントします。
  • 1つのリクエストに複数のアラートが含まれている場合でも、課金対象は1件です。
  • 通信リトライなどにより同一データが重複して送信された場合も、重複として検出されたものを含めて、それぞれ個別に課金対象としてカウントされます。

メトリクス収集

  • 重複排除後の件数が課金対象となります。

請求管理画面の表示とご請求額の差異について

請求管理画面のダッシュボードに表示される「従量課金」の利用量(無料枠を差し引く前の総利用量)と、実際にご請求される金額(無料枠を差し引いた超過分に基本料金を加えたもの)は、異なる数値になります。

3. データ保存期間

データの保存期間は、以下の3種類ごとに個別に管理されます。

テレメトリデータ

プラン保存期間
Starter7日間固定
Standard30日(最大365日まで変更可能)
Enterprise30日(上限なく変更可能)

検知イベントログ

プラン保存期間
Starter7日間固定
Standard365日(短縮のみ可能)
Enterprise上限なく変更可能

AI / Runbook 実行ログ

すべてのプランで90日間固定です。保存期間の変更はできません。

4. プラン変更時の動作

プラン変更後は、変更後プランの機能および利用上限が適用されます。

アップグレード

  • 利用上限は変更後プランの内容に引き上げられます。
  • 変更後プランで利用可能な機能を利用できます。
  • 上位プラン向けの設定項目も利用可能になります。

ダウングレード

上位プランから下位プランへ変更した場合でも、既存リソースが自動的に削除されることはありません。申請時点で変更後プランの各リソースの上限を超えている場合はプラン変更の申請をすることができません。上限以下となるようにリソースを削除してから申請してください。

申請後、適用日の時点で上限超過の状態になっていた場合の扱いは契約サイクルによって異なります。

  • 月額契約からのダウングレードは、適用日(翌月1日)までに上限超過が解消されていない場合、申請は自動的に取り消されます。
  • 年額契約からのダウングレードは、適用日に上限を超えていても適用されます。その場合、既存リソースは保持され、上限以下になるまで新規作成のみ制限されます。
  • 対象は参加ユーザー数・プロジェクト数・Sources 数です。参加ユーザー数には招待中(未応答)のユーザーも含まれます。
  • ダウングレード適用後30日間は、変更前プランのデータ保存期間が据え置かれます。この期間中の保存量も従量課金の対象です。検知ルールごとに設定した保存期間は据え置きの対象外で、既存ルールの設定値はそのまま維持されます。据え置き期間(30日間)が終わると、変更後プランの保持期間が適用され、超過分のデータは削除されます。

既存リソースの保持

ダウングレード後も、既に作成済みの以下のリソースは保持されます。

  • プロジェクト
  • 参加ユーザー
  • Sources
  • その他の設定情報

新規作成の制限

変更後プランの上限を超過している項目については、新規作成または追加のみが制限されます。

制限の解除

不要なリソースを削除するなどして利用量が上限以内になった場合、制限は自動的に解除されます。

ダウングレード後の利用条件

ダウングレード後は、変更後プランの利用上限、無料枠、および保持期間設定が適用されます。無料枠を超える利用については、変更後プランの条件に基づいて従量課金されます。

5. 初回無料クレジット

新規契約時には、契約ごとに1回限りの無料クレジットが付与されます。

プランクレジット
Starter40,000円分
Standard350,000円分
Enterprise個別設定

利用条件

  • 有効期限はありません。
  • 無料クレジットは請求額に自動的に充当されます。
  • 月額基本料金および従量課金の両方が充当対象です。
  • 請求額が無料クレジット残高を超えた場合は、超過分が請求されます。

6. お申し込み・プラン変更

新規申し込み

アカウント作成後の組織作成フローで、プランおよび支払い方法(クレジットカードまたは銀行振込)を選択して申し込みます。

プラン変更

「Organization Settings」の「Billing」画面で「請求管理を開く」を選び、「契約状況」欄にある「プランを変更」から、以下の変更を申請できます(申請・撤回はオーナーのみ、経理は契約状況の閲覧のみ可能です)。

変更前 → 変更後適用時期
Starter(月額)→ Standard(月額 / 年額)申請と同時に即時適用
Standard(月額)→ Starter(月額)翌月1日
Standard(月額)→ Standard(年額)翌月1日
Standard(年額)→ Starter(月額) / Standard(月額)12か月契約の満了月の翌月1日
  • 申請時に利用規約への再同意が必要です。撤回できる期間は変更前の契約サイクルによって異なります。Standard 月額契約からの変更は適用日より前であればいつでも撤回できます。Starter からの変更は申請と同時に適用されるため、撤回できません。年額契約からの変更は下記の申請受付期限までしか撤回できず、期限を過ぎると撤回はできません。
  • 申請の受付期限は更新キャンセルの期限と同じです(月額契約: 最終利用月の最終営業日の前日 / 年額契約: 最終利用月の前月末日)。
  • 更新キャンセル中の組織はプラン変更を申請できません。また、プラン変更申請中は更新キャンセルを行えません。お支払い期限を過ぎた請求がある間はアップグレードを申請できず(入金の確認後に改めて申請してください)、最新の利用規約に同意していない場合も申請できません。
  • 即時適用となる月は、変更後プランの月額基本料金が満額で請求されます(日割りなし)。初回無料クレジットの差額追加はありません。
  • 年額契約への変更は、適用日から新たな12か月契約となります。

Enterprise プラン

  • Enterprise プランはオンライン申し込みに対応していません。
  • お問い合わせ窓口を通じて個別契約となります。

解約時の料金

  • 月額基本料金の日割り計算は行われません。
  • 解約月には、契約プランの月額基本料金が満額発生します。
  • 翌月以降の請求を停止するには、更新キャンセルの期限(月額契約は最終利用月の最終営業日の前日、年額契約は最終利用月の前月末日。日付は UTC 基準)までに「更新をキャンセル」を行ってください。期限を過ぎると、次の契約期間の満了まで契約が続きます。

請求履歴の確認、支払い方法の変更、インボイスの発行については、Organization Settings から Billing(請求・プラン)を参照してください。

7. 制限事項

以下の運用上の制約事項にご注意ください。

Starter プランの AI エージェント実行回数

  • Starter プランでは AI エージェントを月10回まで実行できます。
  • 月間上限に達した場合、新規実行はできません。
  • 従量課金による追加実行は行えません。
  • 追加で利用する場合は、Standard プランまたは Enterprise プランへの変更が必要です。

Webhook 取り込み時の重複データ

  • 通信リトライなどによって、同じ Source に同一のイベントが72時間以内に複数回届いた場合、2件目以降は重複として扱われ、ルールの評価から除外されます。これにより、同じイベントによるインシデントの起票や AI 分析が重複して実行されることを防ぎます。ただし、この重複の排除はルールの評価に対してだけ働きます。取り込みの件数の集計からは除外されないため、重複として扱われたイベントも、それぞれ個別の取り込みとしてカウントされ、課金対象となります。

関連機能